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2012年8月22日 (水)

歴史教育

 どの国も自国の歴史について自分の国に都合のいい解釈を行うことは当然のように行われている。国民を統一した国家としてまとめるために一つの粘着剤として一定の意図して造られたイメージを共有させようとする。本当の歴史を知るためにはその与えられた歴史観を脱ぎ捨てる必要があり、そのためには自らいろいろな本を読んで学ばなければならない。

 しかしその国家の意図的な歴史の歪曲があまりにも極端に行われると、事実との乖離が大きくなりすぎてそこから脱却するために必要なエネルギーが多すぎて困難になる。

 日本は戦時中に鬼畜米英などと云う言い方で敵を作り上げ、皇国史観を教育したが、幸い期間が短かったこともあり、敗戦後にはそのような歴史観は払拭された。いや、その反動で日教組が意図的に偏向教育を行ったために国民としての粘着剤が働かなくなってしまって日本人としてのプライドを持ちにくくしてしまったのはやはり極端な歴史教育の弊害の結果だろう。

 それを極端に推し進めたのが韓国と中国だった。国家が虚弱だったときに国民を鼓舞するために外部に敵を想定するための反日教育を行うことは方策としてあり得ることだろう。また、中国の共産党は独裁政権の存在理由として抗日での勝利を名目としているので、日本軍の悪事を暴き立て、さらには誇張すればするほど体制を強化するシステムを作り上げているので、このような歴史教育は中国の必然的行動とも言える。歴史教育をまともなものに戻すのは独裁政権の否定につながってしまう。

 だが韓国には反日教育を時と共に強化していく必然性がない。かつての軍事独裁政権ならば中国と同様のメカニズムが働いていたかも知れないが、現在は反日教育を強化することで国として何の利益ももたらしていない。と云うより損失の方が大きい。

 今の韓国を見ていると反日スパイラルに陥っているように見える。反日が反日をエスカレートさせていき、ほとんど妄想の世界にはまっているように見える。この結末がどこに向かうのか誰にも予想がつかない。

 偏った歴史教育の弊害というのがどれほど恐ろしいか、目の当たりにしている思いがする。

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