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2012年8月10日 (金)

「清末見聞録(清国文明記より)」・南京の名勝・方孝孺墓

 雨花台の東北、山の中腹に明の方正学(方孝孺、字は正学)先生の墓がある。高さおよそ七尺、直径およそ三丈の土饅頭で、周囲には牆を繞らしてある。同治五年八月、両江総督李鴻章が再建したものである。正学先生の才学は明一代を蓋い、その義烈は千載の下なお懦夫をさえ奮い立たせる。今その墳に詣でて凜然と襟を正した。東道の(案内役の)佐々布質直君はかつて夏の日にその墓に詣でようとして雨花台一帯を探し歩いたが草茅が人を没するばかりでついにこれを発見することが出来なかったという。今は仲冬(陰暦11月)で草は枯れているので迷うことがなかった。
 雨花台の麓を梅岡(ばいこう)という。「府志」に晋の謝安(謝安石)の墓は梅岡にありと書かれているけれども今回尋ねてもどこか分からなかった。

*方孝孺 明の時代の学者。洪武帝に招請されて教授となり、建文帝の時、翰林院の侍講となり、国政に参与した。燕王の棣(てい・後の永楽帝)が挙兵すると全力を挙げてこれに抵抗、敗れて捕らえられた後、永楽帝から即位の詔を書くことを要求されるが拒否して磔刑にされた。

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