« 嫌韓デモが増加 | トップページ | 酩酊 »

2013年11月 1日 (金)

事実には違いないけれど

 昨年、日本の尖閣諸島の国有化に対して中国が激しい反日デモから暴動となったことは記憶に新しい。

 野田元首相が「小泉政権時代からすでに国有化の交渉を行っていた」と述べたことが中国の環球時報で伝えられた。

 この発言の全体像が分からないけれども、この発言の部分のみが中国で伝われば、尖閣国有化の元凶は小泉元首相だ、と受け取られる可能性が大きい。

 小泉元首相は安倍首相同様中国では評判が悪い。言うべきことを言い、中国に迎合しないからだ。もちろん言うべきことを言うタイミングというものがあり、それを外せば言わない方がずっといい、ということはある。まさに野田首相が胡錦濤主席に対して最悪のタイミングで「尖閣国有化」を告げ、胡錦濤からその公表を控えるよう要請されたのにその意味が分からず、二日後に公表したことで胡錦濤のメンツは丸つぶれとなり、その晩節を大きく損なうことになった。胡錦濤と温家宝は苦境に立たされ、日本に対して激怒し、反日デモから暴動に至ったときもそれを止めようとしなかった。

 野田元首相にはその自覚がない。その上尖閣国有化は小泉首相時代から進められていた、と語るのは確かに事実かも知れないが、この言葉には自分は尖閣国有化にはあまり責任がない、と言い逃れしたい気持ちが見え見えである。どういういきさつであれ、反日暴動のきっかけに自分が関わっていた責任について無自覚だというのはまことに情けない。

 この人政治家にむいていないと思う。

« 嫌韓デモが増加 | トップページ | 酩酊 »

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/564886/58492653

この記事へのトラックバック一覧です: 事実には違いないけれど:

« 嫌韓デモが増加 | トップページ | 酩酊 »

最近のトラックバック

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 心と体
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ