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2016年7月25日 (月)

一週間分の洗濯

 昨夕、無事わが家に到着。帰ってさっそく一週間分の洗濯をした。夏だから汗をかく、ズボン以外は毎日すべて着替えていたから、ハンカチや靴下も含めてかなりの量になる。三回に分けて洗濯したら乾すためのハンガーや物干し竿が足らなくなった。

 さっぱりとしたあと、買い出し。冷蔵庫のなかは日持ちのするもの以外すべて片付けてしまったので、補充しなければならない。適当な総菜で、旅のことを思い出しながら例によって一杯やる。

 今回の旅には10冊ほどの本を持参したが、そもそも毎日移動していれば本を読む時間はあまりない。一日一冊くらい読めると思ったのは間違いであった。結局読んだのは三冊半。予定の半分だ。かついで出かけてまたかついで帰ってきた。と言っても車のトランクに入っていただけなのだけれど。

 今朝起きてすぐに窓を開けた。名古屋としては案外涼しいのだけれど、いままでの山の朝の冷気のさわやかさとは違って、むっとする。この空気で名古屋へ戻ったことをあらためて強く実感した。

 日常と旅とのモードの違いがある。生活のリズムがまるで違う。旅のモードにはすんなり入っていける。わくわくしながら日常からするりと抜け出すことが出来る。しかし旅のモードから日常のモードに戻るのはしばらく時間が必要だ。

 女は港、男は船よ。と言う言葉がある。船は港につなぎ止められたままでは船ではない。船は航海していてこそ船だ。山頭火や放哉にあこがれるのは、そもそも船には旅にさすらうことが習性として仕組まれているからだろう。

 いまは海に出ることを忘れた船や、航海に出る港もあったりするけれど。

 老船や廃船になる前に、可能な限り海に漂いたいというのは、衰えに抵抗するためのムダなあがきか。芭蕉は奥の細道の旅をしたあと間もなく亡くなっている。旅の途中で死ぬことも覚悟しての旅であった。旅とはそういうものであって、そういうことをこの歳になってしみじみと感じることができるようになった。

 旅こそ人生、などとちょっと気取ってみたりしている。どうせいつかは遠い旅に出るのだ。

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コメント

OKACHAN
car1週間の旅、お疲れさまでしたsign03
留守の間に、
大相撲も千秋楽。
名古屋は、これから暑くなりますsun
ご自愛ください。

ちかよ様
せっかく暑さに身体が慣れてきていたのに、涼しい場所を旅してきたので元に戻ってしまいました。
これからしばらくは名古屋の暑さとの戦いです。
相撲は稀勢の里のふがいなさにがっかりでした。

お疲れ様でした。
今年は言われてたほど今のところ暑くない気がします。
しばらく旅行もしてない私は、日常を離れた解放感と帰ってきときの安堵感を味わってません。

けんこう館様
今日もいつもの夏より気温が低いようですが、外へ出ると暑く感じます。
旅で歩いた東北は、最高気温が25度くらいで、朝晩は寒いくらいに涼しかったのです。
旅から帰っての安堵感はたちまち霧消し、ふたたび旅心が動き出しそうです。

お帰りなさいませ。
お疲れ様でした。
 是非、また旅をなさってくださいませ。
出来る間が花cherryblossomとつくづく
思っております。

マコママ様
日常よりも、旅の間のほうが生きている実感が大きいのです。
とはいえ、日常こそが生活の基礎ですから、それから離れるわけにもいきません。
毎日お祭り、というわけにもいかないものです。
それでは祭でも何でもないですから。

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