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2016年7月 4日 (月)

今昔物語との出会い

 中学生時代に芥川龍之介にはまり、それ以降繰り返しいろいろな作品を読んだ。芥川龍之介の小説には「今昔物語集」の中の説話を下敷きにしたものがいくつもある。だから高校に入って図書館で東洋文庫の「今昔物語集」を見つけて、苦手な古典ながら、チャレンジした。芥川龍之介の小説とはずいぶん違うけれど、私には「今昔物語集」のほうが面白かった。もちろん拾い読み程度だし、恥ずかしいほどの浅読みであるけれど、いつかもう少しすらすら読めるようになりたいと思ったものだ。

 たぶんその流れがいまの中国の志怪小説好きにつながっていったのだと思う。芥川龍之介にも中国の話が下敷きになったもの(「杜子春」など)もある。

 手元には東洋文庫版ではなく、小学館の「日本古典文学全集」の「今昔物語集」がある。これは大部な本で、それで全部で四冊、現存する今昔物語の三十一巻、千数十の話がすべておさめられている。

 中国やインドの仏教説話や世俗説話が前半で、後半は日本の仏教説話、そして最後が日本の世俗説話である。私がむかし面白く読んだのは、最後の日本の世俗説話の部分の一部である。今度思い立って最初から通しで読んでみることにした。

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 たぶん一年もかければ四冊全部読了できるのではないかと思う。ただ、この「今昔物語集」は一部の話が「日本霊異記」と重複している。もちろんそのままそっくりおなじというわけではない。「日本霊異記」のほうが時代が古いから読み比べたいところだが、どうしようか。並行して読んでみようかと思う。

 もちろんこれだけを読むほどの粘り強さはないから、いままでのように小説や時事物の新書を読みながら、毎日少しずつ読み進めることになりそうだ。

Dsc_5086

 わざわざここにこう書いているのは、このように公言しておかないと、たぶん途中で投げ出して三日坊主になるおそれがあるからだ。面白そうな話があれば紹介することがあるかもしれない。

   本日は依頼している弁護士の事務所で電話調停があった。進展を期待したのに、相変わらず迷走が続き、宙ぶらりんのままである。次々に先方が新たな申し立てをするので、落としどころをどこにしたら良いのか目処が立たないのだ。だからほっと一息ついて、美味しい酒を飲む、ということにならない。しかしとりあえずご苦労様、ということで、これからささやかに一人で酒を飲むつもりだ。

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コメント

お疲れ様です OKCHAN版今昔物語じっくりと楽しみにしています。
私も一人酒です、では乾杯。

周大兄様
強がりではなく、人生の波風を有難いことだと思いたいところです。
波風がないと、甘くなりますから。
また甘えに行きますからよろしく!

〔今昔物語集〕のご紹介楽しみにしています♪
自分では読めない本でも貴ブログでは噛み砕いて書いていただけるので
理解しやすいです。

おキヨ様
まだ解説(これが長いのです)を読み始めたところで、本文に到るのは少し先になりそうですが、何とかチャレンジしてみます。

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