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2016年7月16日 (土)

高島俊男「お言葉ですが・・・第11巻」(連合出版)

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 高島俊男氏の「お言葉ですが・・・」は週刊文春の辛口コラムとして人気があり、文春文庫にシリーズで収められている。文庫になっているのは第10巻まで。言葉についてこだわりを持つ人であればこんな面白い本はない。

 今回購入したのは第11巻のハードカバーで、連合出版から出版されているものである。文庫化するのを待ちきれなかったのか?そうではないのである。文藝春秋が出版を拒否したので、この第11巻は、文庫化されないと思われる。わたしは週刊文春は読んでいないからそれを知らず、いつまでもあたらしい文庫が出ないなあと思っていた。

 この第11巻の巻末に、突然週刊文春から連載打ち切りを告げられたことが記されている。その理由は書かれていない。編集者とは和気藹々と別れたように書かれているが、何があったのだろうか。

 この巻の最後のコラムは2006年8月のもの。

 ジュンク堂でたまたまこの本を見つけた。棚には別に「お言葉ですが・・・」の別巻シリーズが列んでいるではないか。店頭には第6巻まであった。さすがにすべて一度には買い切れないので(ほかにも買いたい本があったので)第3巻まで購入。

 別巻の第1巻を開くと、週刊文春の連載打ち切り後、著者があちこちに書いた文章が、ある程度たまると本にまとめていくというスタイルらしい。これを読んでいけば、いきさつが多少はわかるだろうか。

 今回読んだこの本の巻末には文庫も含めての、すべての目次と通巻索引が添えられている。  

 高島先生は、最近眼が悪くて本の読み書きが困難になり、人に読んでもらって本を読み、口述筆記で文章を書いているらしい。おいたわしいことであるが、意気ますます軒昂、辛口ぶりは変わらない。多少くどくなっているのはお年のせいかもしれないが、それがそれほど不快ではないので、この本も楽しく読ませてもらった。

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