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2017年9月19日 (火)

ぐっとくる

 酒を飲みながら、「老いは青春と同様に希望であること、昼間見えなかった星の光が見えるようになる黄昏の希望であること」などという文章を読むとぐっとくる。

 夕方、汗をかくために一時間ほど買い物がてら散歩した。マンションに戻ったら救急車がいる。私の棟の前である。そのままエントランスで見ていたら担架に乗せられた人が目の前を通り過ぎた。


 老齢の女性である。はだしの足が血で汚れている。救急隊員が話しかけてやりとりしている。トイレで倒れたらしい。「いつ頃倒れたのですか?」という問いかけに「ずっとトイレにいたので分からない」と声は細いけれどもしっかりした返事があった。


 見覚えのあるようなそうでもないような人だけれど、独り暮らしなのだろうか。見送って階段を上がったら、着替えらしきものを詰め込んだ紙袋を下げた、五十がらみの女性が降りてきた。見かけない人であるが病人の身内であろう。


 なんだか他人事に思えない気持であった。

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コメント

私も他人ごとに思えません。姉は、まだ母のことを想い泣いてるそうです。
五十がらみの女性の気持ちはどんなでしょう・・・。

けんこう館様
すれ違ったときに見ただけですが、事態がまだ把握しきれずにいるようでした。
担架の老婦人は意外としっかりしているようでしたが、それでもしばらくは介護に手を取られることになるでしょう。
自分が倒れたときのことを思うと、おっしゃるように他人事とは思えません。

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