« 再び酩酊 | トップページ | 一気に南下 »

2017年9月 3日 (日)

色彩の洪水・立侫武多の館

夕方無事わが家に到着した。わが家のすぐ近くの交差点でバイクと消防車の衝突事故があったらしく、家の手前で足止めを喰らったけれど、自分でなくてよかった。


これからまた日常生活が始まるが、リズムを取り戻すのに少し時間がかかるかも知れない。雑用もいくつかあるので明日は忙しい。

さて旅の私はまだ五所川原にいる。

斜陽館から数キロのところに立侫武多(たちねぷた)の館があるというので見に行った。公営の駐車場に車を置くと、入場券の半券を提示すれば二時間まで無料とのこと。目の前に大きな建物がある。入り口は向こう側なので建物をぐるりと半回りしないといけない。

Dsc_4131

何だこれは!と思うほどでかい。

Dsc_4133

下から見上げると首が痛くなるほど大きい。高さ二十数メートルあるという。想像していたよりもはるかに大きい。

展示している立侫武多は三体。三年使われてから破却されるので、ここに展示しているのは今年作られたもの、昨年作られたもの、一昨年作られたものの三体である。毎年テーマを決めてそれに基づいて冬から作りはじめるという。

青森県には30カ所以上ねぶた、またはねぷたの祭があるが、有名なのは青森のねぶた(横に大きい)、弘前のねぷた(扇形)、そしてこの五所川原の立侫武多である。

南部と津軽の軋轢があり、青森県は西と東に二つに別れると言われる。だからねぶたとねぷたと呼び名まで違うのである。その歴史的背景は聞いたことがあるけれど詳しくはない。

Dsc_4135

もう一つの立侫武多。実はこの後ろにももう一体あるがすぐ近いので、上からしか全体が見えない。

ある程度眺めてからエレベーターで四階まで上がる。それが最上階で、一番上から見下ろすことが出来る。

Dsc_4161

上から見るとこうなっている。豪華絢爛、たくさんの付属物がそれぞれに素晴らしい。

Dsc_4143

顔。

Dsc_4160

顔。

Dsc_4148

顔。

Dsc_4140

手。・・・いちいちいわれなくても見れば分かるか。

Dsc_4172

こんな絵がいくつも描かれている。とにかく色彩の洪水なのだ。

定時ごとにライトが消されて壁面の巨大スクリーンに立侫武多の歴史と実際の祭の様子が描き出される。立侫武多は一度廃れてしまい、技術も失われたが、1996年に図面が発見されて、二年掛けて再生したという。

祭の盛り上がりもよく描かれていた。いろいろなことに感情移入してしまって、ものすごく感動してしまい、涙があふれてしまって止まらなくなった。どうしてそんなに感動したのか我ながら不思議だったが、ハンカチが濡れるほどだったから半端ではない。明るくなったときにはちょっと恥ずかしかった。

Dsc_4178

下の「雲漢」の文字の意味は、天の川である。

Dsc_4179

建物の周りをこのような回廊がらせん状にめぐっていて、高さ違いの絵柄をじっくり見ることが出来る。ちょうどここが橋になっていて、この橋は跳ね上げて開くようになっている。
うしろの壁も開く。

そう、ここがすべて開いて展示されている立侫武多が引き出されるのである。立侫武多が町を練り歩けるように、電線などはすべて地中に埋設してあるというから徹底している。

Dsc_4183

五所川原と言えばこの人を忘れてはいけない。

大満足と感動の立侫武多館であった。近くへ来たら見ることをお薦めする。すごいです。

« 再び酩酊 | トップページ | 一気に南下 »

「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

青森には一度だけ旅したことがあるのですが・・・行って無いところがまだまだあります。ねぶたの写真すごいですね。祭で動くところをみてみたくなりました。

かすみ風子様
展示されているのを見ただけであれだけ感動したのですから、祭で動くのを見たらもっと興奮すると思います。
ただ、人混みがそれほど好きではないですし、宿もよほど端役から手配しなければいけないのが面倒だと考えてしまうので、祭に行くことはないでしよう。
祭は見るものではなくて参加するものですからね。
でも映像で祭の様子を見ただけで感動しました。
こうしてあちこちを訪ねてまわると、旅番組で行ったところを見て嬉しくなることが多くなります。

おはようございます
私もこの博物館に行ったことがあります。
青森は風情があって、またちょうどいい具合に”鄙び”ているので大好きなところです。
時間があればまた行きたいですね。
そろそろりんごの季節ですし・・・。
では、
shinzei拝

shinzei様
リンゴ酢とリンゴジュースをみやげに買いました。
これで下北半島には三回、津軽半島には二回行ったことになります。
三内丸山遺跡にまた行ってみたいと思っています。
おっしゃるように古い日本がまだふんだんに残っていて青森は好いところです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 再び酩酊 | トップページ | 一気に南下 »

最近のトラックバック

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 心と体
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ