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2017年9月15日 (金)

こう考える人がけっこういる

 ひるおびをぼんやり見ていたら、当然のことに今朝の北朝鮮のミサイル発射が話題になっていた。ここで専門家がいろいろと説明をしていたのだが、ある女性(ジャーナリストのはずである)が、「もしミサイルが何らかのトラブルで日本に落下するようなことがあったら日本はどうするのか?」と質問した。

 専門家は、「当然PAC3などで撃ち落とします」、と答えていた。そのための設備であるから当たり前のことである。すると質問した女性が「そうすると北朝鮮が、日本が攻撃した、と解釈して戦争になりませんか?」と重ねて質問した。確かにあり得ないことではない。

 だからこう考える人がけっこういるのであろう。誤解を恐れずに言えば、特に女性に多いような気がする。防衛と攻撃の区別がつかない人は多いのである。防衛するから攻撃される危険がます、などという。

 この人たちは、トラブルで落下したミサイルを手を出さずに放っておいた方がいい、といっているのに等しいことに気がついていない。そもそもトラブルなのか攻撃だったのか、その区別は撃った側にしか分からないことである。現に国民に被害が及ぶことが判明したら、国家は国民を護る行動をとることは義務である。

 防衛すると、戦争のおそれを招くかも知れないと心配する気持は理解しかねるのだが、防衛も戦争であって、戦争はあってはならない、という前提だけで世界を見ているとそれが不思議ではないのだろう。

 彼ら彼女らは、日本人に見殺しの被害者が生じたら考えは変わるだろう。多分激変するに違いない。そういう人たちほど、いったん考えが変わると極めて好戦的になることを歴史は教えてくれている。しかしそれを学んでもらうために見殺しの犠牲者の発生を願うわけにも行くまい。

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コメント

護憲派といわれる人達は、改憲論議さえ否定します。大好きな憲法の精神を理解してません。
一番嫌いなはずの戦前の指導者と同じ思考回路であることにも気付いてません。
話し合い以外の具体策を出してほしいものです。

けんこう館様
考えが硬直化して融通性を失っていることに気がつかなくなっているのですが、そうなると何を聞いても自分の正義を疑うことがなくなります。
ところがそれを現実が打ち砕くと、突然まったく逆方向に走り出すのがこういう人たちの怖い所です。

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