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2018年7月12日 (木)

驕り

 自民党の参議院議員の定数是正案が参議院を通過した。IR法案とともに今国会会期中に成立の可能性が高いそうだ。それぞれの法案の必要性にはそれなりの理由があるのだろうが、私はいまのところ納得するに到ってはいない。アンケートを見ても、両法案に国民の多数が賛同しているという状態ではないように思う。

 少なくとも賛同するための納得のいく情報が提示されているとは思えない。もちろん日本は代議制の国であるから、賛否を決定するのは任された議員達である。その人達が適切に審議をしていると思えればその採決に従うことはやぶさかではないのだが、そう思えないのである。

 もちろんいままでも安倍政権はいくつもの法案を与党単独、あるいは一部野党のみを引き入れて採決に持ち込んで法案を成立させ続けてきたが、それなりになにを審議しているのかについて情報は伝わっていたし、審議にもそれなりに時間を費やしていた気がする。野党は審議不足を理由に反対したりしていたが、その法案そのものとは関係の無い質問を繰り返して時間を空費していたような印象が強い。

 安倍政権は悪の政権だから何でも反対、ほらこんなに悪いことをしている、と言い立てることに終始している野党は、国民の多くからそっぽを向かれて息切れし、いささか疲れているようだ。  

 定数変更法案やIR法案こそアピールの仕方で国民の反対を糾合するようことが出来そうなのに、いままでの空費の積み重ねが野党の無力感につながり、国民の支持も失い、肝心なときになんの役割も担わず、やすやすとこのような法案を通過させてしまう。

 これは安倍政権の驕りそのものであるとともに、野党の責任も重い。とはいえ国民はちゃんと見ているのである。このような驕りの政治は必ず国民から制裁を受ける。野党の無能を足元に踏みつけて勝ち誇り、やり過ぎたことのツケを必ず払うことになるような気がするし、そう思いたい。

 ただ、現状ではポスト安倍政権が野党になる可能性は絶無だろう。いっそのこと小泉進次郎に次期政権をゆだねても好いではないか、などと夢想する。フランスだってカナダだってあんなに若い人が国を率いているではないか。足らないものは皆で補えばいいのである。

 世界は大きく変わりつつある。激変しているといってよい。変わる世界に対応するために安倍首相はそれなりに頑張ってきたと私は評価している。変わる世界に対応することが出来ずに変わることをひたすら畏れ、変わることは悪だと喚き立てる野党はまさに頑迷固陋の保守そのものではないか。安倍晋三が一強であり続けるのは変革を畏れないからで、ほかにその勇気のあるものがないからではないのか。

 なぜ若者は野党を全く支持しないのか。若者は変革を求めるのである。固陋な老人たちに支配されている社会では彼らの立つ瀬が無いと考えるからだ。いまの野党はまさに既得権を持つ固陋な老人たちを弱者として守ることばかりに力を入れている。若者がどうしてそのような野党を支持するはずがあろうか。

 それならば変革を推進しそうな若い政治家に時代を託す英断を安倍首相はすべきではないか。しかし老人たちはそれに反対し、引きずり下ろそうとするだろうなあ。

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コメント

なんでも「反安倍」やイメージ操作のレッテル貼りではなく、是々非々で安部政権に政策で迫る野党であってほしいものです。

けんこう館様
本当に野党には自分の役割に目覚めてもらいたいものです。
それにしても多くの若者に見放されてしまうリベラルや革新とはなんなのでしょうか。
この時代遅れの鈍感さは救いがたい気がします。

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