『夕陽の挽歌』
1971年の西部劇映画『夕陽の挽歌』を見た。主演はウィリアム・ホールデン、共演はライアン・オニール。ウィリアム・ホールデンが好きになったのは私の西部劇ベストファイブに入る『ワイルド・バンチ』を見て以来だ。この『夕陽の挽歌』にはどことなくその『ワイルド・バンチ』のテイストがあるように感じた。逃避行とその顛末という展開は『明日に向かって撃て』でも同様だし、追う側の話を描いた映画もたくさんある。犯罪についての罪悪感が薄いのは、それだけ西部劇の描く時代がまだ順法の精神が定着していない時代だったからだろう。それに州をまたいだりすると保安官などはもう権限がないからと追えなくなるし、メキシコへ逃げれば誰も追うものがなくなる。その感覚がアメリカという国で、そのまま世界に対しても同様の感覚を残したままなのではないかと思ったりする。
ウィリアム・ホールデンとライアン・オニールという年の差のある男同士の友情が心にしみる。久しぶりに『ワイルド・バンチ』を見たくなった。
そういえば、ウィリアム・ホールデンは孤独死したように記憶している。
そのあと『Mr.ノーバディ』『Mr.ノーバディ2』という、普通の人のように暮らしているがじつは凄腕で、キレると超暴力的になり、組織暴力だろうがなんだろうが徹底的にやっつけてしまうという痛快映画を立て続けに見た。
































































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