中国ウオッチ・ミネラルウオーター
北京当局がウオーターサーバー用のボトル入り飲料水の品質検査をしたところ、31種類の製品の細菌数が基準を超えていた。中には基準の9000倍などというとんでもないものもあったという。生産設備の清掃や消毒が不備であることが原因と考えられている。そもそも業者が清掃や消毒が必要であるという認識そのものを持っているのかどうか疑わしいところがある。もちろん基準をクリアできなかった業者には発売禁止の処分が下された。
また、配達用のガロンボトルでミネラルウオーターを購入している人が、どうも水が濁っているし、ボトルから水が漏れることを不審に思い、調べたところただの水道水をボトルに詰めたものであることが分かった。元々配達用のミネラルウオーターのメーカーはまだ配送システムが確立しておらず、勝手に代理店がメーカー品を名乗って配送しているものがかなりあるらしい。現在「放心水店」として優良な販売店10店が指定店になっている。放心とは気を遣わなくていい、つまり安心ということ。噂では通常のペットボトルでも怪しいものがあるという。キャップが緩んでいたり締まりの怪しいものは買わないように注意が必要です。中国では自己責任でものを選ぶのが常識なのです。
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