杭州・六和塔
杭州の銭塘江の河岸に建つ六和塔を見に行く。この塔は10世紀の北宋時代に建てられた。外観は八角13層、中は7階、高さ約60m。登れば銭塘江が眼下に見下ろせる。階段はきついが絶対に上まで登る、と心に決めて上がった。途中一回だけ休憩したが何とか最上階にたどり着いた。風が心地よかった。銭塘江はもやにかすみ、対岸の新市街がうっすらと見えた。
ガイドの駱さん。仲間由紀恵に似た美人。静かでとてもやさしい。中国の女性ではめずらしい。
六和塔への入り口。ここから坂を登る。門の額には六和聴濤とあります。六和塔で銭塘江の波音を聞くという意味です。
駐車場前の広場。街路樹は美しいし、お店の雰囲気も良い。右側に道路がありその向こうは銭塘江。
塔の由来を書いた石碑。ガラスで覆われている。反射して塔の外が見えています。カメラを構えたシルエットになった私が写っています。
途中階で見つけた壁画。壁画はいくつもあるが保存のよくないものが多く、暗くてよく見えない。ここはたまたま光が入っていた。一応撮影禁止。ただしストロボをたかなければ問題ないと判断。
銭塘江と銭塘江大橋。この橋は二段になっていて上が自動車、下は列車が通る。
銭塘江と新市街。対岸は再開発された新市街で、杭州国際空港は新市街にある。羽田からは直行便が飛んでいるはず。銭塘江は東洋のポロロッカで有名。ポロロッカというのはアマゾン川の大潮の時に川が遙か上流まで大波を立てて逆流する現象をいうが、この銭塘江も年に一度大逆流が起きる。見物人もたくさん出るが死人もたくさん出るので有名。右手が下流海まで遠くない。逆流が見られるのはもっとずっと下流。河口がぐっと狭まるところ。
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