中国ウオッチ・出入国管理官
中国地方紙が、ドイツの新聞記者のコラム「出入国管理官の皆さん、笑ってください」を取り上げた。
記事によれば、中国は巨額を投じて国家イメージ向上の広告などを製作しているにもかかわらず、外国人がまず中国に足を踏み入れた空港で愛想のない顔に出会うことになる。先日、北京空港に到着したところ、出入国管理の窓口は、中国人向けは9カ所あいているのに外国人向けは3カ所しかあいておらず、長蛇の列が出来ていた。中国人向けの窓口はがらがらで担当者はボーッとしていた、とある。
確かに中国の空港、私の経験では特に北京空港がひどいが、窓口を早めに開けることはまずなく、長蛇の列が出来てから手続きを始める、係員どおしで無駄口をきいていて業務はおざなり、下手をすると便に乗り遅れることもある、という目にたいていの人はあっているはずだ。
中国の役人根性というのは根深いものがあるようだ。中国のあちこちで起きている暴動などの騒動はほとんどそれに対する中国一般民の反発から起きているのだろうと思う。
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