中国ウオッチ・義援金行方不明
昨年11月に上海の高層ビルで大火災が発生、58人が死亡し、71人が負傷した。この犠牲者たちに中国全土から約4480万元(5億3800万円)の義援金が寄せられた。
しかし、遺族らによると被災者の手に渡ったのは総額420万元のみで、残りの4000万元は行方不明だという。
中国のインターネットでは上海市政府や地区の民政局、地区の紅十字会(日本の赤十字に当たる)に対し、義援金の振り分けについての情報公開を求める声が上がっている。
手数料として関係した人の懐に入ったことはみんな分かっている。
しかし一割しか配られなかったというあまりのえげつなさが問題視されているのだ。
そういう点では日本の場合、配布が遅れることはあっても配付金のほとんどが行方不明と云うことはさすがにない。
本当にないだろうか。まあ、配布されていない額についてはちゃんとこじつけであっても費目が明記されていることは間違いない。安心だ。
そういえばどこかの紅十次会の幹部女性がセレブ生活を送っていることが問題となって、紅十次会への寄付が激減しているとの報道もあった。
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