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2011年9月29日 (木)

映画「アイアンマン2」を見て。

監督・ジョン・ファブロー、出演・ロバート・ダウニーJr、グウィネス・パルトロウ、ミッキー・ローク。2010年アメリカ映画。
前作がおもしろかったので期待したが、残念な作品だ。
グウィネス・パルトロウの魅力は今回も伝わった。美人とは思わないのに何でこんなに魅力的なんだろう(美人論は一度しっかりと語りたい)。そして何より我が愛するミッキー・ロークが、割り当てられた役を役の通りこなしながらその枠を越えて楽しみながら大活躍していたのは楽しめた。もっともっとミッキー・ロークを楽しませてほしかった。あれで終わりではもの足らないではないか。
ロバート・ダウニーJrはこの役に飽きているのではないか。第一作の輝きが全くない。
超人にも弱点があり、それを奇跡的に克服し、というパターンはスーパーマンのぱくりではないか。そもそもアメコミの映画化は、かなり監督の力量でかみ砕いて新しい視点を提供しないとチープさだけが浮き上がってきてしまうことがこの監督には分かっていない。
アメコミはチープなのだ。だからそのチープさを承知しながらそれを越えるものを産み出さないとそれに飲み込まれてゴミ箱入りだ。
全くの時間の無駄に終わらずに済んだグウィネス・パルトロウとミッキー・ロークに乾杯。

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