中国ウオッチ・セメント値下がり
中国セメント協会が発表したデータによれば、今年6月以降セメント価格が下がり続けている。好転の兆しはないとのこと。
住宅や工場、ダムや橋や鉄道など旺盛な需要のもと、セメントが増産されてきた。さらに需要を当て込んで生産設備も増強されていた。
価格が下がった要因は過剰生産にあると見られる。ついにセメントもターニングポイントに入ったのだろうか。中国の不動産取引成約数が、都市部で軒並み減少しているという。重点都市では、例外的に増加した武漢市を除いて他は平均30%以上減少という激減状況だという。
これが一時的なものか、根本的なものかは、今は判断できないが、愚考するに中国は世界にものを売って国が豊かになってきた、当然世界的な経済失調の影響を受けるはずで、中国だけが潤い続けるはずがない、中国も経済の長期的減速が始まったと見るがどうだろう。
« 中国ウオッチ・次期首相候補来日 | トップページ | 奈良・法隆寺②西円堂など »
「ニュース」カテゴリの記事
- 意見の相違(2022.06.25)
- 諸刃の剣(2022.06.23)
- 気になる数字(2022.06.21)
- ニュース雑感・国会関連(2022.06.02)
- ニュース雑感・朝鮮半島(2022.06.02)
コメント