中国ウオッチ・次期首相候補来日
中国・次期首相の有力候補である李克強現副首相が年内の日本訪問を打診している。
李克強は、来年の主席候補として現首席の胡錦濤のバックアップを受けて当初最有力だったが、上海閥をバックとする江沢民派の強い推薦でライバルの習近平が次期主席になることが内定している。
現首相の温家宝に続いての、実力者である李克強の訪日は冷え込んでいる日中関係の改善について中国が意欲的であることをうかがわせる。
今SMAPがまさに北京公演を行っているところだ。歓迎式には政府の要人(もと外務大臣の唐家璇など)まで参加していた。
昨年の尖閣諸島での漁船衝突事件の頃とは様変わりである。
日中関係改善の意思は本気に見える。それにはそれなりの意味があるのだろう。
アメリカが経済力の低下とともにパワーダウンしている今、日本とアメリカを引き離す作戦だとしたら、さすが中国、奥が深い。
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