法隆寺夢殿・中宮寺
今回が京都・奈良旅行報告の最後です。法隆寺の中庭を見学したあと、百済観音を始め、法隆寺の仏像や宝物などを拝見した。無料休憩所で一息入れてから東門の外にある夢殿に向かった。写真を撮りながら歩いていると、制服らしき作務衣を着た初老の男性に声をかけられた。高雄の寺などのやや荒れたたたずまいと較べれば法隆寺はさすがに手入れが行き届いて気持ちがよい、と言うと、確かに観光客が多いので、維持が可能だが、数十人いた僧侶も今は十数人しかいない状態とのこと。近隣の寺では僧侶が常駐せず、法隆寺が管理を任されているところもあるらしい。夢殿は昔のイメージと違って何かせせこましいたたずまいだった。さらに隣の尼寺の中宮寺へ行く。もちろん弥勒菩薩の半迦思惟像が目当てだ。本堂は池の上に建てられている。風が吹き抜けて汗ばんだ身体に心地よい。
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お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
投稿: omachi | 2019年10月11日 (金) 20時50分
omachi様
北円堂についてはなにかの本で読んだことがあります。
基本的に本は紙媒体で読むことにしていますので、ネット小説を読む機会がありません。
本棚に並んで読むのを待っている本や再読を呼びかけてくる本が山のようにありますので、いまはそちらを優先しています。
日本史の盲点といえば、岡部伊都子さんの『女人の京都』という本を読んでいて、歴史のなかで生きた女性の視点から歴史を見直すことを教えられました。
投稿: OKCHAN | 2019年10月12日 (土) 07時47分