中国ウオッチ・故障ゼロ
中国・南方日報は北京・上海間を走る高速鉄道がこの1ヶ月間大きな故障がないことを伝えた。記事によれば、今年6月30日に鳴り物入りで開業した同高速鉄道は、停電と臨時停車を起こすような故障が7月だけで168件も発生した。故障を起こした車両のほとんどは、中国北車の製造したドイツ・シーメンス系の新型車両に集中していた。
8月にその車両のリコールが決まり、以後中国南車製造の車両に切り替えられた。この車両は日本の新幹線系の技術が使われた車両である。
この車両は上海・寧波間、武漢・広州間の高速鉄道にも使用されており、安全運営走行が実証されたかたちとなっている。
これが直ちにドイツの新幹線の技術と日本の新幹線の技術の優劣をそのまま表しているとは思わないが、何となくうれしい。
(本当は中国南車と中国北車のメーカーとしてのレベルの差の要素が大きいのだろうと分かっているのだが)
ところがこの中国南車が新たな資金調達を断念したとのニュースも流れている。中国北車についてはニュースをつかんでいない。
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