中国ウオッチ・映画館で携帯
中国の新聞で「映画館で携帯を使う人が多い」という記事があった。「何とか対策をしてほしい」という声が多いそうだ。
中国で映画館に入ったことがないのでどれほどの頻度で携帯を使う人がいるのか分からないが、記事によると大声で話すので映画を見る気分が害された人の話がいくつもあげられている。
確かに中国ではバスだろうが列車だろうが回りに斟酌することなく大声で携帯でやりとりしている人を見る。あの調子で映画館でやられたらたまらないだろうと思う。映画館は同時に大勢で見るものではあるが、暗闇にすることで集中して一人で見ている気分になれるところだ。
対策として妨害電波で電話がかかりにくくした映画館の話が出ていた。「この映画館は電話がかかりにくい」とクレームがついたそうだ。妨害電波が出ていることが分かると「商売を妨害された」「急用だったのにどうしてくれる」と言われたそうだ。いったい映画館に何をしに来ているのだろう。
中国人は他人に気配りすることが出来ず、社会的マナーがなっていない、とよく言われる。大声で話す(本当に必要以上に話し声が大きい、幼稚園生か高校生みたいだ)、行列に並ばず割り込む、ゴミを平気で捨てる、など例を挙げたらきりがない。
ところがよく見ているとマナーがなっていない人はかなり多いものの、そうでない人も多いことに気づく。ちゃんと列に並び、割り込まれても耐えている人もいるのだ。子どもみたいなもので、しつけを受ければ多分時間はかかるが少しずつ良くなるような気がする。
韓国でおもしろいことを聞いた。「中国人はおおっぴらにゴミを捨てる。韓国人は隙間にゴミを押し込んで、分からないように、目立たないように捨てる。日本人がそのゴミをせっせと拾う。」
こんな話を聞くとちょっと韓国が好きになりませんか。
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