中国ウオッチ・個人的に道路を掘り下げる
南京市の、ある立体交差点付近の道路で地下に敷設した航空燃料のパイプラインが破損し、ジェット燃料が噴出した。現場付近は周辺より低いためにジェット燃料のプールが出来てしまい、緊急事態となった。
周辺住民は避難し、消化剤が大量にまかれ、回収作業が行われた結果、危険な状態をようやく回避できるようになった。
なぜこんなことが起きたのだろうか。
現場付近の倉庫に良く出入りするトラック運転手が、立体交差の道路の高さが低いので、いつも迂回せざるを得ないことに腹を立てていた。そこで下の地面を掘り下げればトラックが通れるようになる、と考えて、人を雇って路面を掘り下げたという。そこにはジェット燃料のパイプが敷設されていた、というわけだ。
以前、路面バスがバスの高さより低い立体交差の下側を無理矢理通り抜けようとして、バスの屋根を半分ぶちこわした状態でそれ以上前に進むも退くことも出来なくなったというニュースに大笑いしたが、そのときは幸い乗客はいなかったらしく被害はバスだけだった。今回も大事はなかったものの万一の場合はどうなっていたことか。
ニワトリ頭(急がば回れ、が全く理解できない人)の人間はどこにでもいるもののこわいことだ。
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