映画「アイアン・イーグル」
ブルーレイに録画した映画がかなりたまっている。手当たり次第に見ても良いが、ざっとアイウエオ順にして順番に見ていこうと思う。
毎日見ても2~3年は大丈夫。記念すべき第一回がこれ。
1986年アメリカ映画。監督・シドニー・J・フューリー、出演・ルイス・ゴセット・ジュニア、チャールズ・シンクレア他。
この映画はシリーズになり、第4作まで作られた。アイアン・イーグルは本来ジェット戦闘機F-15の愛称だが、この映画ではF-16が使われている。
物語は一方的に領空侵犯の罪で敵国の捕虜となったアメリカのパイロットを、元ベテランパイロットの退役軍人の助けを借りて息子が救出するという、現代のお伽噺だ。
お伽噺だからあり得ないように話がうまくいく。こんなことが通用したらアメリカ空軍のセキュリティはザルだらけだということになってしまう。ばかばかしいのはご愛敬だろう。マンガだと思って笑っていればいいか。
戦闘機の戦闘シーンの緊迫感が残念ながらやや迫力不足。もっと自分が操縦しているような、手に汗握る感じがあればいいのに。
続編は・・・見たいと思わない。
ところで黒人が白人と対等に遇されている映画の中に、なんとなく黒人が痛々しく見えてしまうものがある。この映画もそうだ。もちろん全くそんな感じのない映画も多い。何でそんな感じがするのだろう。どこかに黒人のなかに、対等にしてもらっている、という卑屈さが見えるからだろうか。だから白人側に対等にしてやっている、という優越感もにおうのだ。
これはアメリカ映画の女性を見る目、にも感じられるものだ。
このことを意識しながらもう少したくさん映画を見て、それが自分の偏見かどうかよく考えてみたい。
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