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2011年11月 3日 (木)

映画「バレッツ」をWOWWOWで鑑賞

2010年・フランス映画。監督・リシャール・バリ、主演・ジャン・レノ。

フランスマフィアの首魁だった主人公は、今は引退して家族と静かに暮らしていた。自分の遅くできた息子(小学校の一年生くらいか)をつれてふるさとに住む自分の母親に会いにいく。別れ際に、品の良い母親とかわいい孫が見つめ合う冒頭のシーンがすばらしく美しい。これだけでこの映画が一級品であることが感じられる。

町に帰り、息子を公園前の市場に降ろして車を駐車場に入れたところで覆面の連中に襲われる。なんと後で合計22発の弾丸を受けたことがわかる、凄まじい銃撃を浴びるのだ。

子どもは市場で遊んでいてふと我に返る。父親はいつになったら迎えに来るのか。その立ち尽くす不安の表情が見る者を映画の世界に引き込む。

奇跡的に生き延びた主人公は警察によって病院に軟禁された状態でありながらも身内を頼りに犯人を追う。犯人の手がかりが掴めたとき、当然のようにその包囲網から脱出する。犯人は意外な人物らしいことがわかる。主人公の友達で、ともに相手のためなら死ねる、と思っていたほどの男だった。主人公は復讐を断念するのだが、相手はそんなことは斟酌しない。弟とも思っていた身内が殺され、家族に火の粉が及ぶことが明らかになったとき、主人公の怒りに火がついた。

ラスト近くで最愛の息子が誘拐される。それを救いに行くときの主人公は理性を越えて阿修羅のようになっている。車のトランクに閉じ込められていた息子は、父親によってトランクから抱え上げられても血まみれの父親が一瞬誰だかわからない。何度も呼びかけられて初めて父親であることがわかり、しがみつく。ここもこの映画のリアルさのポイントだ。

最後がどういう終わりかたかはもちろん言わない。でもフランス映画は相変わらず良い作品を作っていることがうれしかった。

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