マッコリが日本酒に勝った?
韓国国税庁は、マッコリの対日輸出額が日本酒の輸入額の3倍以上になったと発表した。マッコリの輸出の92%は日本向け。その日本への輸出額は対前年210%と急増している。
確かにマッコリのコマーシャルは増えているし、スーパーの酒コーナーに何種類もおいてあるようになった。カクテルもいろいろ作られているようだ。マッコリを売る会社の努力は奏功していると言っていいだろう。
ただ、これをもって韓国のマスコミがマッコリが日本酒に勝った、と騒いでいるのはいささかおもしろくない。マッコリのようにカルピスにアルコールが少し入ったような飲み物は、確かに酒に慣れない近頃の若者には受けるだろうが、所詮ブームで売れているだけだ。何種類か飲んでみたが、日本酒の濁り酒を水で割った方がましな味に感じた。
日本酒とマッコリは同じ醸造酒でも全く違うもので、ビールとワインを比べてどちらが勝った、といってるようなものだ。ちょっと韓国のマスコミは日本を過剰に意識しすぎじゃないか。
とはいえ本当においしいマッコリというのがあるのかもしれない。そういうのに一度出会いたいものだ。
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