中国ウオッチ・ドイツのメルケル首相が訪中
ドイツのメルケル首相が、中国の温家宝首相の要請を受け、2月の2~3日に中国を訪問するという。双方は両国関係と戦略的経済協力の強化について意見交換し、世界経済情勢やヨーロッパの経済、財政状態について話し合うという。
ヨーロッパは今お金が欲しい。そしてお金にいちばん余裕があるのは中国だ。だからメルケル首相は中国にお金を出してもらいたい、と頼みに行くのだろう、というのはだれでも分かることだ。
中国側からの要請、という形をとっているのはプライドの問題もあるだろう。だが日本になぜ寄らないのだろう。わざわざこんなに遠いところまでくるのだ、ちょっと寄って、だめでもいいからお金を出すよう要請してもいいではないか。日本ではわざわざ訪ねてきた人を空手で帰すのは礼儀に反するという意識があるから無駄にはならないと思うのだけれど。
もちろんこれは日本に何も期待できない、と思っているからだろう。今の民主党政権の誰かと親交を深めたところであとで何の恩恵をもたらさないことが明白だからでもあるだろう。
そうか、中国の要請というのは、日本からこちらに寄りませんか、と万一声をかけられても断る口実になるのか。
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