「SHERLOCK」第一話「ピンク色の研究」
イギリスBBC放送が制作したテレビドラマ、3回シリーズ。シャーロックホームズの物語の舞台を現代のロンドンに代えて全く新しい物語が作られた。ワトソンはアフガニスタンに派遣された英軍の元軍医という設定で、傷病により杖をついている。ワトソンが旧友にばったり出会い、その縁でホームズに引き合わされる。
ホームズの狷介で他人と相容れない性格が第一話の前半で見事に表現されている。これは他人とは思考のスピードがあまりに違うために他人と合わせることが出来ず、他人からは自分勝手だと思われてしまうからだが、不思議なことにホームズはワトソンを拒否しない。何となく馬が合うと云うことはあるものなのだ。ホームズは照れ隠しに、一人で暮らしていたときの話し相手にしていた頭蓋骨の代わりだという。「頭蓋骨は持って歩くと人の顰蹙を買うが、君ならそういうことがないからね」。 第一話では連続自殺という不思議な事件の真相を解明する。危うくホームズもその犠牲になりかかるが・・・。犯人役は確認していないがゲーリー・ビジーのようだ。歳取ったなあ。
とにかくそのまま劇場に掛けても良いほど出来が良くて面白い。
BD-REに録画していたので、見終わったら消そうと考えていたが、コレクションに残すことにした。引き続き第二話と第三話を楽しもう。難敵モリアーティの登場が示唆されていた。
このシリーズの続編が今年BBCで放映予定だという。WOWWOW殿、放映してください。必ず見ますから。
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