中国ウオッチ・ODA
日本から中国に対して30年間で320億ドルの政府開発援助=ODAが寄与された。しかし中国国民でそれを知るものはほとんどいない。中国政府が公表していなかったからだ。
それが、日本が中国に対するODAを中止する意向を表明したため、中国政府がそれを問題視していろいろやり合いがあったことで中国国民にも一部ではあるが知られることになった。
このことがネット上で話題になっていた。このODAはどこに消えたのだろうというのだ。中国国民で、ODAの具体的恩恵がなんだったのか知る人間がいないからだ。結論は、これは中国の国家機密だから存在すら秘密にされていたのであり、使い道など知ろうとしても無理だ、というのだった。なるほど皮肉が効いている。
いつも思うが日本の政府というのはお金の使い方が下手だ。2兆円を超える税金を使って何も日本の国にプラスの結果をもたらしていないのだ。役人にとっては税金は所詮自分の金ではないのだ。自分が引き受けた仕事の結果が悪かったら給料が減額されるようにでもしておけばもう少し真剣になったかもしれない。仕事に結果責任をとるシステムでも入れないと日本の役所は正しく機能しないようだ。
中国に今度はODAをもらう交渉でもしてちょうだい。
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