NHKドラマ「家で死ぬということ」
白川郷が舞台。余命幾ばくもない義母(渡辺美佐子)を、就職浪人中の息子と東京の病院に移るよう二人で説得に来た主人公(高橋克典)が、ともに白川郷の家で暮らすうちに人間として再生していく物語である。 人生の最後の全うの仕方についてはNHKのドラマ「今朝の秋」や「ながらえば」「冬構え」などの傑作でしみじみと考えさせられた。それに続く久しぶりの人生の終末期のドラマの傑作を見ることができた。
渡辺美佐子は文句なしにすばらしいけれど、高橋克典の押さえた演技が想像以上によかった。もし見そびれた人は再放送があったら必ず見る値打ちがあります。
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