中国ウオッチ・偽のバス停
四川省成都の新聞が偽のバス停のニュースを伝えていた。
バス停の前でバスを待っていたがいつまで経っても来ないという苦情が寄せられて分かったという。よくよくそのバス停を見ると「バス停」と書いてあるものの、広告が貼り付けられているだけでダイヤもバス停の場所の名前もないという。バス停に似せた広告塔なのだ。本当のバス停と微妙に離れたところに立っているのでわかりにくいため、多くの人が混乱して迷惑しているようだ。
この偽バス停は広告掲載料を取る。商売として成り立っているのだ。よく調べると昔バス会社が乱立していた時代のバス停のなごりで、その後路線は統合されたのにバス停だけが放置されているものだった。しかしそれ以外にも明らかに広告塔として後で設置されたものもある。確認されただけで100基以上あった。
バス停まで偽物があるというのも中国らしい。そしてそれにだまされる中国人もちゃんといるのだ。
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