中国ウオッチ・蘇生
広西チワン族自治区のある農村で、独り暮らしの老婆が転んで頭痛を訴え、翌日いつも面倒を見ている隣人が様子を見に来たところいくら呼びかけても返事がなく、呼吸もしていない。死んだというので村の人が葬式の準備をした。頼んだ棺桶も到着したので死に装束に着替えさせ、棺に収めたが、たまたま棺に釘を打つことはしなかった。
翌々日の朝、棺のふたが開いているので大騒ぎになった。全員が探し回ったところ、当人が台所でおかゆを作っているのが見つかった。
おなかがすいたからおかゆを作って食べようとしたところだという。葬儀の前日のことであり、危うく釘を打って埋葬してしまうところであった。この老婆は96歳だという。これでたぶんさらに長生きするだろう。
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