映画「レザレクション」
1999年アメリカ映画。監督・ラッセル・マルケイ、出演・クリストファー・ランバートほか。
聖書にまつわる猟奇殺人事件の物語。今日は右腕を失った死体、翌週には左腕のない死体、毎週身体の一部を切断された殺人事件が連続する。 捜査に当たったシカゴ市警の刑事・プリュドム(クリストファー・ランバート)は、死者の名前と残された数字から事件の意味と次の犯行を推理する。しかし犯人はさらに先読みしてついに刑事の家族に魔の手を伸ばす。
レザレクションというのは復活、または復活祭のことである。
ここまで推理ができているのに犯行を予想された場所で犯人を取り逃がしたり、警察のずさんさが目につく場面が多い。だから犯人はほとんど目的を完成させるところまで犯行を続けてしまう。また凄惨な犯行現場を見てやたらに警官が嘔吐するシーンがあるが、事件の残虐さを強調したつもりだろうがかえってしらける。
この映画はあと20分くらい短くカットしたらもう少しテンポがでておもしろくなったと思うが、残念。
クリストファー・ランバートは見た目が格好良くて好きなのだが、はっきり言って演技はへたくそだ。彼は現代物ではなくて古代とか中世とかの舞台設定が似合う。彼の出た映画でそこそこだったのは「ハイランダー」(ただし続編はいただけない)と「ベオウルフ」くらいか。
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