中国ウオッチ・文化財住宅取り壊し
北京で文物局が文化財に指定していた著名建築家の梁思成氏の旧宅が取り壊された。文物局は「あり得ないこと」で「近年で最悪の事件」と非難している。
この住居は北京市の胡同にある伝統的な「四合院」住宅。文物局は「移動や破壊をしてはならない文化財」の指定を行っていた。
取り壊したのはこの地域の開発を行っていた業者で「古かったので取り壊した」と弁明している。
この住宅は2009年にも取り壊されそうになり、市民たちの反対運動で北京市が取り壊しを中止させたことがある。ということはたぶん取り壊した開発業者は確信犯であろう。
スクラップアンドビルドは革命の基本である。文化財をまずスクラップすること、毛沢東よ、よろこべ!文化大革命の精神はここにも生きているぞ。
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