御用金
今晩、NHKBSで映画「御用金」が放映される。私の記憶では35ミリで撮影しフィルムを半分にカットするという手法で75ミリ映画にしたもののはずだ。またこの映画はフジテレビの時代劇(「三匹の侍」や「無用の介」など)で評判をとった五社英雄が映画を取り出した(当時映画は東映、東宝、松竹、大映、日活の五社が独占して系列を押さえており、テレビ出身の五社英雄は苦労していたところだったはずだ)頃の作品で、この後「出所祝い」(松竹初めてのやくざ映画)や「鬼龍院花子の生涯」などでヒット作を続けて出すきっかけになった。しかしどういうわけかこの映画はビデオにもDVDにもならず、埋もれていた。
私はこの映画が日本の時代劇のベストワンだと思っているのだが、劇場にかかったときしか見ていない。だから40年以上前に見たきりだ。久しぶりで見ることになるのでわくわくしている。だから予告編として皆様にお知らせする。是非BSを見ることができる人は夜七時半からなので見て欲しい。
(確か石原裕次郎もちょっとだけ出たと記憶しているのだが、ネット検索では確認できなかった。中村錦之介との勘違いだろうか。)
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