映画「アリス・イン・ワンダーランド」
2010年アメリカ映画。監督・ティム・バートン、出演・ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ。
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の後日談として、アリスが19歳に成長して再びワンダーランドへ迷い込んで体験する物語。アリスは子供の時の体験を夢だと思っているが、ワンダーランドではそれは現実の物語である。
ご存じティム・バートンがルイス・キャロルの世界を思う存分再現してみせる。とにかくこの奔放な空想世界の映像は見ているだけで楽しい。体が伸びたり縮んだりするのも現代の映像では自由自在だ。チェシャ猫もほぼイメージ通りである。あのお茶会のシーンがすばらしくてうれしくなった。
映像のどのショットも不思議な絵になる。ストーリーはそもそも重視されていないからどうでもよくて、見せたい絵を見せることを出演者とスタッフが大いに楽しんでいることが伝わってくる。この映像は一度だけではもったいない。何度も楽しみたい。
ところでカラスと書き物机はなぜ似てる?
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