TVタックル
TVタックルで、地方自治体からの申請に対して、復興庁が岩手県が90%以上、宮城県が57%の第一次認可だったことについて論じていた。民主党から三人の代議士が矢おもてに立っていたが、これは政権与党であれば自民党でも同じ立場であろう。ただ代議士というもののの醜さが露呈していたのは、この復興の遅れ、岩手県と宮城県に対する待遇の違いに対して、ただひたすら言い訳に終始して、なるほどおかしいですね、申し訳ない、の言葉が全くないことであった。この違いが、小沢さんの力の働いている岩手県の優遇であることが明らかなのに。ある代議士は宮城県からの申請の中に喫緊でないものが含まれていたから、という説明をしていた。こんなことは岩手県にも喫緊でないと判断されていたものもあったろうし、そして宮城県の却下されたものに岩手県よりも喫緊であるものが含まれていたであろうことは誰にでも分かることなのに、すべてがそうであったようなそのような言い訳をした瞬間に彼の政治生命は終わったと考える。男ならそんなときに保身(小沢さんが怖い)を考えるな。みっともない。
このように若手でしかも意欲のある政治家が何の心にやましさも感じないで平然と国民に無意識に嘘をつくこと、それに慣らされてしまっていることに怒りを覚える。
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