中国ウオッチ・黄砂のせい
ニューヨークタイムスの記事によるとカリフォルニアのシェラネバダ山脈の降雪量増加は中国の黄砂が関係しているとのことである。
2009年に、同山脈に二度大雪が降った。この二回のうち後者が前者より40%降雪量が多かったのだそうだ。その違いは後者の一週間前に北京で大量の黄砂が発生していたことだ。これにより大気中の微細粒子が増大し、これが降雪の原因であることが調査の結果分かったのだという。
人工降雨の際にヨウ化銀などの微粒子を核とすることは知られている。しかし雪も微粒子を核とするというのは知らなかった。
黄砂が降雪量に関係している可能性がないとはいわないが、たった一回の現象の調査を元に科学的な報告のごとき物言いをするというのは非科学的である。
これだと今年の日本の大雪も黄砂が原因で、北極海の氷が大量に溶けているのも黄砂が原因かもしれない。もしかすると日本が不景気なのも民主党がお粗末なのも皆黄砂が原因に違いない。
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