中国ウオッチ・プライド
少し前のニュースだが、相次ぐ中国の商標登録問題、たとえば米沢牛、近江牛、松阪牛、あるいは讃岐うどん、有田焼、鹿児島、クレヨンしんちゃんなど枚挙に暇がないが、このことについて枝野経済産業省が、国会の場で問われて「大変ゆゆしい問題であり、こんなことがまかり通っているのは中国の国家としてのプライドに関わる。中国にはプライドがないのか」とごく当たり前の答弁を行った。鳩山あるいは菅内閣時代では絶対あり得ない答弁であるが、正しい認識であり、中国もここまで言われたら国家として何らかの対策をとるべきだと思うのだが、中国の反応はいつものように異常である。
「商標」という文字も日本が中国から盗んだものだ、南京で30万人も虐殺した国が反省もせずにプライドを語る資格がない、などとむちゃくちゃである。日本は中国から多数の商標を盗んでいるのだそうだ。
漢字が商標だとは知らなかった。こういう感情的な物言いが、メインのマスコミに取り上げられている姿は真にプライドのない国と云われても仕方のないことである。世界に対する恥さらしだと云うことが分からないのだろうか。
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