あこがれの北海道
前にも書いたが、昔北海道に仕事で通ったことがある。一度行くと一週間から二週間滞在して道内の主要都市の代理店を訪ねて廻った。約十年間、延べにすると五十数回行った。実績が伴うようになるまでは経費を惜しんで宿泊しないで夜行で移動したりした。もともと大学も北海道の単科大学で過ごすのが夢だった(親に反対されて、実際は東北の駅弁大学で四年間を楽しんだ)ので、仕事はハードだったがそれなりに食べ物や風景を楽しんだ。
それから30年近くが経って、昨年久しぶりに兄貴分の人と二人で十日間ほど北海道を楽しんだ。仕事で廻っていたときは人のいないところはほとんど行っていない。人がいないところでは仕事もないから。洞爺湖界隈、ニセコ、積丹、留萌、雄冬、稚内、利尻島、紋別、小樽などを自分の車で走り回った。初めて行ったところが多い。北海道を堪能したが、でも一部しか見ていない。リターンマッチを考えた。
昨晩ずっと旅行計画を検討し、費用の試算を行った。今年は名古屋から苫小牧への太平洋フェリーでいくかたちで考えてみた。日本海フェリーだと敦賀から苫小牧まで20時間あまりで行くが、なんと太平洋フェリーだ40時間もかかる。確かにフェリー代は安いのだが、それでも往復だとかなりの出費だ。二週間くらいは道内を歩きたいので、民宿の安いところを泊まり歩いても全てを合わせると20万は覚悟しないといけない。
収入があるときには時間がない。時間があるときにはお金がない。人生はままならないものだ。この北海道旅行は不可能ではないが、そうすると他のものをかなり犠牲にしなければならない。出来れば八月の終わりから出かけたいと思っていたが夢に終わりそうだ。
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