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2012年9月 4日 (火)

熱い大学生

 日本では、勉強する気があって、高望みをしなければ、ほぼ間違いなく大学に進むことが出来る。勉強する気なんかなくたって進学できる。だから大学への進学率は昔の高校への進学率のようである。

 それに比べて中国ではまだ日本より大学への進学率は高くないので、かなり競争が厳しく狭き門であり、半端な勉強では入ることが難しい。だから日本の学生の何倍も勉強しているしレベルも高い。

 その大学生の就職率が、不況と云われて久しい日本の平成24年度でも90%を越えているのに、中国では70%以下だという。苦労した分だけ良い就職先に就職したいと云うことで、就職先の選り好みをしている点があるにしても、これだけ失業率が高ければ中国の学生たちが社会に不満を持つのは当たり前だろう。

  そもそも社会にはホワイトカラーの需要は一定の数だけしか必要ではない。中国ではその需要はもうほとんど満たされている。日本ではブルーカラーでも特に差別感なく就業する大学生が普通だが、中国では大学を出てブルーカラーに就職するのを恥とする差別意識が強い。努力したのだからホワイトカラーになるのが当然と思い、親類一同もそれを期待する。

 努力しても報われない社会は不満のエネルギーがたまりやすい。尖閣問題へのデモにエキサイトする熱い学生たちはまさにそのような不満のエネルギーを全身にため込んだ者達だろう。

 すでにバスに乗った者達だけがいい目を見ている。その上やりたい放題である。バスに乗れない者達の不満は反日の衣を纏っているが、その標的はどこにあるか中国政府はよく承知している。尖閣問題は口実だというのはそういう意味であるようだ。

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