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2012年12月27日 (木)

知的財産権裁判の改革

 中国の最高裁判所に当たる中国最高人民法院の王長官は、中国の知的財産権の保護に向けて裁判の改革を進めていくと述べた。経済の成長に伴い、知的財産権の重要さがましている中で、保護の強化や裁判の改革を進めるのだという。

 中国では知的財産権がないがしろにされていて、世界中が問題視していたところであったから、改善が期待されることを良いことだとする向きも多いだろう。中国の特許出願件数も日本を抜いてアメリカに次ぐものになっている(取るに足らないものがかなり多いようだが)こともあり、中国自身にとっても必要なことは間違いない。

 ただ私は懐疑的である。中国の司法は共産党の下部機構である。司法は独立した存在ではなく、共産党の意向に沿って裁判を行うことに決まっている。知的財産権の保護や強化は中国優先となる可能性が高く(何せ「中国の」知的財産権の保護が目的である)、場合によって今まで以上に日本や米国の知的財産権がないがしろにされることになる事態を危惧する。杞憂でなければ良いのだが。

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