自爆テロ解散
田中真紀子文科大臣が、閣議後の記者会見で、野田首相の解散を批判して「自爆テロ解散」と揶揄した。民主党に厳しい選挙だったことは認めるが、それなりに評価されて勝ち残った人もいる。田中真紀子おばさんは、父親の田中角栄という金看板を背負って誰よりも有利に戦えたはずである。それが敗れたのは野田総理がしなくてもいい解散をしたから自分は負けた、と云う認識でいるようだ。この人を落とした新潟の地元の有権者の英断に心から拍手したい。自分自身の問題点を見つめ直すことが出来ない彼女には復活は無理だと断言したい。
この人は外務大臣時代に合意間近の北方四島の返還交渉をぶちこわし、日本に不法入国していた金正男を即日超法規的扱いで北朝鮮に帰して拉致被害者の返還交渉のチャンスをつぶした。日本の国にとってどれほどの損失を与えたか分からない人だと私は思っている。野田首相は選挙対策に、人気のある田中真紀子を起用したのだろう。それだけ人を見る目はもちろん、国民の意向を見る目もない人だと云う事が暴露されてしまったのだ。その上その田中真紀子に批判されては立つ瀬がない。
« 重要な二国間関係 | トップページ | 恫喝に屈した? »
「ニュース」カテゴリの記事
- 意見の相違(2022.06.25)
- 諸刃の剣(2022.06.23)
- 気になる数字(2022.06.21)
- ニュース雑感・国会関連(2022.06.02)
- ニュース雑感・朝鮮半島(2022.06.02)
コメント