映像三昧
能登から帰ってから数日、録画していた映像や、ブルーレイに収録していたドラマや映画を集中的に見ている。
まず録りためていたNHKBSの「コズミックフロント」のシリーズを見た。宇宙好きにはたまらないシリーズだ。今度ホーキングの特集(これは再放送のようだ)があるらしいので極力録画するつもりだ。
次にWOWOWで放映していたフランスの警察ドラマ、あのジャン・レノ主演の「刑事ジョー パリ犯罪捜査班」のシリーズを一気に見た。ジャン・レノ主演だからおもしろくないはずがない。全8話、それぞれの事件にパリの名所が関わっているので、ちょっとした観光案内にもなっている。残念ながら第5話が未収録。最近再放送されたので収録予約していたのにブルー・レイの不調で再び収録することに失敗。あきらめて飛ばして見た。
調べたら回線の接続が外れかけたことによるものらしいと判明。テレビとブルーレイドライブとAVアンプ、それにAVヘッドフォン(映画やドラマはこれで聞くことが多い。これなら近所に気兼ねなく大音量で聞くことが出来る)、スピーカー(センター、メイン、リアの5本)へつなぐ数多くの配線でごちゃごちゃになっている。チェックするのは本当に大変。嫌いではないけれど。
次にWOWOWドラマ「LINK」全5話を見た。これもとてもおもしろかった。最初無関係と思われた多くの人々が、次第にすべてある事件に関わっていくというパズルみたいなドラマだ。大森南朋が主演だが、特に武田鉄矢の演じた政治家がすばらしかった。この人、益々俳優として味が出てきた。物語全体に無関係のように登場するSOSネットワークというものを立ち上げようとしている綾野剛が、最後にこの物語全体の語り手であること、そして重要な役柄であることが明らかになる。この締め方は絶妙。そして見ているほうは何となく救われた思いがする。
やはりWOWOWで放映された「私立探偵ヴァルグ」の第4シリーズ全2話を見た。デンマークのドラマだ。北欧のドラマは映像の色調がダークで私の好みだ。内容もかなりダーク。このドラマはベッドシーンが多い。デンマークは唯一ヨーロッパで私の行きたい国。キルケゴールとアンデルセンを生んだ国だ。このシリーズはかなり痛い番組で、主人公は武器など持たずに無鉄砲に相手に突っ込んでいく。しかも犯罪を暴いていくと云うよりも、ヴァルクの行くところに死人やけが人が発生することのほうが多い。生き延びるのが不思議だが、人間、身を捨てるほうがかえって助かると云うことなのかもしれない。
最後に東映映画「人生劇場 飛車角」を見た。「人生劇場 続飛車角」、「人生劇場 新飛車角」、「人生劇場 飛車角と吉良常」の四部作になっている。これについては別に取り上げる。
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