命の値段
大量生産によって生産性が上がり、コストは下がる。つまり値段が下がる。グローバリズムというのは巨大資本が莫大な資金を投下してコストを最低限にしようとすることではないか。そしてそのコストに当然人件費が含まれる。
これがデフレの原動力(原動力というのは少し変な云い方だけど)だと思う。だから中国は低賃金で無尽蔵の労働力によって世界の生産工場になり、韓国が巨大財閥による資本投下で世界の弱電業界を席巻することが出来た(陰りが見えてはいるけれど)。
そのコストの中に安全対策も含まれる。安全対策の経費は利益を生まないが、事故が起きたときには安全対策に必要だった経費以上の損失を生ずる。
つまり命の値段を織り込むことは、結果的に損失を回避することで利益につながるのだが、事故はめったに起こらない。だから安全対策は無駄な経費に見える。
こうして福島第一原発の人災は起こり、セウォル号の沈没は起こった。
韓国は安全対策をしないことをコスト競争力に換えて来なかったか?今韓国に問われているのはそういうことではないかと思う。


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