戦争には勝敗はあるが、正邪はない(by山本夏彦)
戦争には勝敗はあるが、正邪はない。戦勝国と敗戦国はあるが、その間に正義が割り込む余地はない。
古往今来勝者は敗者を存分にした。殺すか奴隷にした。敗けた国は臥薪嘗胆して今度は反対に勝つと、おなじ復讐を復讐した。こうして何千年来戦争はあった。これからもある。
清盛は頼朝を助けたばっかりに、あとで殺しておけばよかったとくやしがったが及ばなかった。頼朝は義仲を殺した。義経を殺した。
戦に初めて正義をもちこんだのはアメリカ人である。アメリカ人は報復を報復でないように見せたがった。東京裁判なんて前代未聞の偽善である。(昔は喧嘩は両成敗だった、から)
このアメリカの呪いが日本を永遠の悪者に仕立て上げた。だから東京裁判以前に無数の戦争があってもその正邪が問われることはなく、日本のみが悪者になった。中国や韓国の反日に根拠を与えたのはアメリカの正義だ。
あっしには関わりのねえことでござんす
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