寄付金で記念映画
韓国の客船(日本ではフェリーとして使われていた船なので、私はフェリーだとばかり思っていたが、客船なのだそうだ)セウォル号の沈没事故をテーマにしたドキュメント映画を、寄付金をつのって製作する予定だそうだ。120分の長さで題名を「ガチョウの夢」(歌の曲名にちなむ)とするらしい。
記録映画を残そう、という気持ちは分からないことはない。しかし寄付をつのって製作し、一周年記念で大々的に上映するらしいが、こんな映画、誰が見るのだろう。すでにこの事故の顛末は繰り返しテレビで見ているひとばかりだ。この事件でやりきれないのは多くの乗船客が見殺しにされ、救いがないことだ。だからドラマ仕立てにするのは不可能だろう。
十年後、二十年後に事件が忘れられ、同じような事件が再び起こったときのためかも知れない。
「従軍慰安婦」の映画もいまに作られるだろう(もう作られているのかも知れない)。
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