本当だろうか
中国には農民の戸籍と都市住民の戸籍が厳然と分けられていることはよく知られている。建前にしても共産主義の国なのに身分差があるわけだ。
その戸籍を2020年までに統一するよう制度を改革するという。本当だろうか。
それでなくても農民が、暮らしが豊かに見える都市部に流入して問題になっているのに大丈夫だろうか。対策として、1000万以上の人口の大都市には農民層の流入制限を設けて抑制し、小都市や町なら住宅が確保できれば都市戸籍を持てるようにしていくらしい。
戸籍を分けて農民の移動を制限している現在でも農村からの流失は止まらない。貧富の差が大きすぎるからだ。農業人口が減少し不便なところの過疎化が急激に進むのではないか。
なによりも農業生産力が低下したら中国の食料は大丈夫なのだろうか。そんな心配があっても、あえて改革しなければならないほど中国は貧富の差による不満のエネルギーがたまっていて爆発しかねないことを中国共産党はおそれているのだろうか。
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