出費
年金暮らしでは入金より出費のほうが多い。ささやかな蓄えはこうしてますますささやかになる。節約に努めて何とかバランスをめざしていた。そんなときに限って大きな出費の事態が起きるものだ。
数年前から深夜電力でわかす電気温水器の調子が悪い。今年で21年目だそうで、修理に来て貰うたびに電気の基盤の寿命が来ているのだ、と言われていた。基盤はすでに(とっくに)換えがないそうだ。本体はまだもう少し使えても、基盤がアウトだと全部交換しなければならない。
いつかは交換の時期が来る、とは覚悟していたけれど、もう少しもって欲しかった。しかし温水器の不調は水漏れにつながる。現にマンションでもいくつか事故が発生しており、温水器の交換をしている家をしばしば見かけていた。
言い値を一割ほど値切って新しい温水器の購入を決めた。一割の値引きは相手も想定以内だっただろう。痛いが仕方がない。
9月にインドネシアへ行く。そのときに新しいカメラを買いたいと思って何度も名古屋駅前のビックカメラで眺めては、ため息をついてあきらめていた。
いま心はカメラの購入に大きく振れている。
大きな出費があると、出費を抑えるよりもさらに出費をしたくなる。これは昔からだ。何だか風雲ただならぬものを感じる。大丈夫か。
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何とかなるよ!

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