ポート
上半身の太い血管に、端にシリコンパッドの着いたカテーテルを射しこみ、全体を皮膚の下に埋め込む。これをポートと言うそうだ。このシリコンのパッドに点滴の針を射しこめば、点滴のたびに血管を探して針を打つ必要がない。しかも在宅で家族が簡単に点滴を行うことが可能になる。しかも太い血管につながっているので普通よりも大量に栄養を補給することができる。
老母が入院していた病院では外科の設備がなく、この手術を行うことができないが、医師からは本人に苦痛の少ない延命措置として勧められた。そういうわけで先週その手術のできる病院に転院してポートを埋め込んでもらった。
昨日その病院へ行き、母の様子を見る。こころなしか元気が良い。目の力がだいぶ違うようだ。エネルギー補充が十分になったからだろうか。
今日はその病院からもとの病院へ再び転院する。様子を見て数日後に抜糸、自宅介護に戻る。母は自宅に早く戻りたいようだ。やはり病院は寂しいのだろう。
その転院の手続きなどをしなければならないし、自宅へ帰る前の受け入れ体制の確認等を行わなければならないので、今週はいろいろ忙しいのだ。自宅に戻ってからの実際の介護となれば、万一に備えてただ傍にいるだけ、となる。本でも読みながら時々話しかける、と言うのが私の主な仕事だ。
そのために本だけは用意してある。
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母の世話をできる元気な体と心と本を読める目と話せる口があることの幸せ・・・親孝行ができなくなってもうじき二年です。
投稿: かすみ風子 | 2014年10月20日 (月) 16時00分
旅行好きな母をもっと旅に連れて行けば良かったと後悔しています。病院の母のベッドの足元で、ミステリーなどを読んでいます。
投稿: OKCHAN | 2014年10月20日 (月) 21時33分