キリのないことを始める
家の中を片付けたかったら床にものを置かないことだ、とテレビで片付け名人が言っていた。
なるほど。確かにそうだ。それに床にものがあれば掃除がしにくい。しにくいから掃除がついおっくうになる。
手の届く範囲にいろいろな物を置くと便利である。坐ったままで用が足りることが多い。読もうと思う本を始めいろいろな物が身の回りに雑然と並べられている。それはどんどん増殖していく。
先日から不要なものを捨てたりしていたけれど、ものの考え方からあらためていかなければならない。そこで身の回りだけでも必要最小限にするべく片付け始めたのだが・・・、気が付いたら周辺ではなく手をつけてはいけないところに手をつけていた。
身の回りで一番多いのが本だ。読みたい本、読むかも知れない本、買ったばかりの本などが積んである。まずそれを本棚や押し入れにしまおうとすれば当然玉突き現象が起きる。そもそもどこも満杯なのだ。
こうしてこの本をあちらへ、あの本をこちらへ、と移動と整理が始まる。気が付くと、床は棚から下ろしたり押し入れから引っ張り出した本であふれて足の踏み場もない。
来週にはまた老母の介護の手伝いに出かけなければならないのに、これをどうしたら良いのだ。
おかげで本棚の掃除だけは多少出来た。ないスペースを工夫してもう一つか二つ本箱を買おうかな、などと馬鹿なことを考えている。
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